一条工務店 i-smartの玄関ドア、標準は三協アルミの製品です。
いくつか種類があるようですが、最終仕様確認時にご提案いただいたのは、プロセレーネとプロディという製品でした。
ご担当の方が仰るには、「あたたかいのはプロセレーネです!」ということなのですが…。
玄関ドアの製品(三協アルミ)比較検討
断熱性能の違い(K1.5仕様・K2仕様・K3仕様・K4仕様)
(参考元:三協アルミ)
【プロディ・フレディア・モダーニ・ナチュレ・デライト他】 = 一般、K4、K3、K2
(【製品名】 = 断熱性能)
Kに続く数字ですが、玄関ドアの構造による断熱性能の違いを表すもので、
K4~K1.5は断熱構造が施された断熱ドアとなっています。
玄関ドアの構造?断熱ドア??とは???
構造の違い(ドア厚・枠・断熱構造・ガラス)
さらに詳しい図がこちら。
(参考元:三協アルミ)
K4 =ドア厚40mm+標準枠+断熱構造+複層ガラス
K3 =ドア厚40mm+ドライ枠+断熱構造+複層ガラス
K2 =ドア厚40mm+ドライ枠+断熱構造+Low-E複層ガラス
K1.5 =ドア厚60mm+ドライ枠+断熱構造+Low-E複層ガラス(ガス入り)
K3~K1.5の「ドライ枠」とは、
玄関ドアのアルミ製の枠の部分を室内側と屋外側に分け、断熱樹脂によってつないだもので、枠の結露を大幅に抑えてくれるのだそうです。
(参照元:三協アルミ)
次世代省エネルギー基準適合地域の違い
断熱仕様による次世代省エネルギー基準適合地域は以下の通り。
K3 = Ⅲ地域以南
K2 = Ⅰ・Ⅱ地域以南
K1.5 = Ⅰ・Ⅱ地域以南
※Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ地域一覧はこちら → 次世代省エネルギー基準適合地域(Wikipedia)
地域一覧によると、【寒い】 Ⅰ → Ⅱ → Ⅲ → Ⅳ → Ⅴ 【暖かい】 。
上を見ると、Kに続く数字が小さくなるほど、Ⅰ・Ⅱ地域等の寒冷地向けの玄関ドアとなっています。
つまり、Kに続く数字が小さい=断熱性に優れているドアということですね。
デザインの違い
断熱性は重要ですが、玄関ドアのデザインも気になるところ…というか重要です。
断熱性を考えなかった場合、どのようなデザインがあるのか、
断熱性よりも譲れないデザインの玄関ドアがあるかもしれない!と、WEBカタログに一通り目を通しました。
ですが、特に「これじゃなくちゃ!」というデザインの玄関ドアは見つかりませんでした。
であれば、
一番暖かいK1.5の玄関ドアが良いのですが、
K1.5の玄関ドアがあるのはプロセレーネのみです。
プロセレーネ、さらにK1.5に限定すると、デザインは以下の8種類に限られます。
ご覧の通り、親子ドアの子ドアに採光用の窓がありません。高い断熱性確保のためですね。
(参照元:三協アルミ)
我が家が選択した玄関ドア
我が家のこだわりは、
あったかくて明るいおうち。
あたたかさを優先するなら、K1.5 =子ドアに採光用の窓なし。
明るさを優先するなら、K2 =子ドアにも採光用の窓あり。
非常に悩んだのですが、玄関の間取りを再確認したところ、
・玄関まわりにFIX窓&シューズクロークの窓がある
・親ドアには小窓がある
この2点から明るさの確保は可能だと考え、あたたかさを優先することにしました。
最終的に我が家が選択したのは、上の画像の下段左の小窓が6枚ついているタイプ。
小窓が右寄りについているタイプと真中についているタイプで迷ったのですが、
外観パースを2パターン作成していただき、こちらに決めました。
外観のため、色の公表は控えさせていただきます。
ちなみに、プロセレーネは耐風圧性も優秀なようです!
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