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オプションの仕分け方法とポイント3つ

家づくりのポイント

一条工務店は標準仕様が充実しているハウスメーカーです。

それでも展示場のモデルハウスやオプションの一覧を見てしまうと、あれもこれも採用したくなってしまいます。

が、予算には限りがあります。

そして家づくりは何かと物入りです。

打ち合わせハイとなり、あれもこれも採用いえーい!という気持ちをぐぐぐっと抑えなくてはなりません。

うううむ。

そこで必要となったのが、「オプションの仕分け作業」でした。

この記事では、「我が家のオプションの仕分けのポイント3つ」をご紹介します。

過剰なオプションを削りたい方向けの記事です。

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オプションの精選と選択。我が家の仕分け方法。

我が家のオプションの精選方法は、ざっくり消去→細かく精選という手順です。

ざっくり消去

「ざっくり消去」とは、興味のないオプションをふるい落とす作業です。

まずは採用したいオプションを全て書き出す、またはスマホやPCに入力します。

そして、ここで書き出さ(入力し)なかったオプションは却下。

この作業の目的は選択肢を減らすことです。

人は選択肢が多いと迷いの沼に入り込みます。

不必要と感じたものは自分の直感を信じてさくっと削除し、選択肢を視界から消しましょう。

迷うものは無理に減らさず保留にします。

ここからが本番です。

細かく精選

ここからは「細かく精選」していきます。

オプションの仕分けのポイントを以下のように分けました。

  • 問答無用で組み込まれるオプション
  • ないとストレスがたまるオプション
  • 入居後すぐ購入するモノに近いオプション

我が家のオプションでひとつずつみていきますね。

一条工務店のオプション仕分けポイント

我が家が打ち合わせをしたのは2014年。現在はオプションでなく標準仕様となっているものもあります。ご了承ください。

問答無用で組み込まれるオプション

一条工務店のオプション仕分けポイントの1つ目。

設計上外すことができない、問答無用で組み込まれるオプション

我が家の場合は以下のオプションです。

  • ベタ基礎
  • ポーチ深土間
  • 斜め框(かまち)

問答無用オプションは問答無用で採用…。

あがいても無駄なので、あきらめましょう…。

ないとストレスがたまるオプション

一条工務店のオプション仕分けポイントの2つ目。

自分や家族にとって、ないと困る、困るどころかストレスがたまるオプション

ストレスをためるとろくなことがありません。

せっかく注文住宅を新築するのだから、できる限りストレスの少ない生活をしたい!

なので、ここは妥協せず優先的に予算を確保。

我が家の場合、具体的には以下のオプションは積極的に採用しました。()内は採用理由です。

  • 網戸(窓を開けて自然の風を)
  • サッシの追加(明るいおうちにはたくさんの窓を)
  • キッチンのダウンライト追加(明るさ不足は罪)
  • 電動ハニカム(一部ひもが邪魔になる窓のみ)
  • 室内外物干し(カーテンレールに干すのは抵抗あり)
  • 二口立水栓(都度ホースの付け外しをするのは面倒)
  • エコキュートハイパワー(水圧不足はもやもや)
  • 洗濯機用混合水栓(お湯での洗濯希望)

なお、ストレスフルか否かの判断の基準は、
今(今まで)あって便利に使用しているもの、頻繁に使用しているものは、
新しいおうちにもないとストレスがたまるはず。

逆に、今(今まで)困っていないのであれば、新しいおうちでもなくてもきっと大丈夫

以下を人に説明できれば、後悔することはないはず!

  • 【理由】なぜ必要なのか?
  • 【使用頻度】どのような時に使用するのか?
  • 【行く末】ないとどうなるか?
例えば「洗濯機用混合水栓」

洗濯用混合栓は絶対必要!

えー?そんなのいる?

【理由】

だって寒冷地の我が家、冬の水は本当に冷たい!

汚れが落ちにくくて。ひどい汚れには温水の方が絶対きれいになるし。

今は、お湯が必要な時には洗面所からシャワーホースを使ってるでしょ。
でも、つきっきりだから時間がもったいないの。

 

【使用頻度】

ほぼ毎日

 

【行く末】

他にしなくちゃいけないことがたくさんあるときはイライラするし、ストレスフルで。

イライラ?!ストレス?!それは良くないね。必要なら採用しよう!

(やべー!巻き込まれるのは厄介だな…。確かに面倒な作業だよな。)

夫、物分かり良すぎ!笑

このように必要な理由がはっきりしているオプションはつけても問題ない、というかつけるべきかなと。

入居後すぐ(またはいずれ)購入するものと同様のオプション

一条工務店のオプション仕分けポイントの3つ目。

新築のタイミングで購入する予定のものがオプションにあり、気に入った場合は採用します。

具体的には、以下の通りです。

  • カップボード
  • テレビボード
  • ガスオーブン
  • ハイドロテクトタイル(おうちの壁面はいずれメンテナンスが必要)

カップボード、テレビボード、オーブンは新居に入居するタイミングで新しく購入する予定だったもの。

夫婦ともにこれが欲しい!というこだわりはなく、夫はアイスマートのテレビボードを、私はグランドカップボードを気に入り、採用しました。

オーブンは、ずっと憧れていたビルトインのガスオーブンが採用可能とのことで即決でした。

最低限のオプションはここまで!

その他のオプションは、原則不採用のはず…だったのですが。

仕分けしきれなかった贅沢オプション

仕分けしきれなかったものもあるんです。

なくてもストレスたまるわけじゃないけど、でもあったらいいな。できたらいいな。

そう、いわゆる贅沢オプション。にんげんだもの。

それが、以下の6つです。

  • トリプルガラス
  • キッチンiクオリティ化
  • タンクレストイレ:アラウーノS
  • 脱衣室天棚施工
  • ライコン
  • 勝手にスイッチ

もっとあるかも。

最後まで迷ったのは以下の4つです。

  • タッチレス水栓
  • 浄水器
  • UBキーガル
  • 小屋裏収納

これらは現在なくても困っていないと判断し、採用を見送りました。

大切なのは自分たちのライフスタイルをとことん考えること

何が必要で、何が不要か

人気のあるオプションが、我が家にとって必要なオプションであるとは限りません。

逆に、多くの人が採用しないオプションでも、我が家にとってはなくてはならないオプションであることもあるはずです。

だからこそ、自分たちのライフスタイルを振り返り、じっくり考えたつもりです。

打ち合わせの記事でも述べましたが、一条工務店で後悔しないおうちをつくるには自らの積極的な情報収集が大きなポイントです。

「施主支給」のススメ

オプションとは異なりますが、施主支給という手があります。

トイレのロールや照明やタオルかけなど標準でついてくるものをあえて採用せずに自分で準備して取り付けてもらうというものです。

一条工務店は標準で至れり尽くせり、間取りにも一条ルールという厄介なものが存在します。

そのため、良くも悪くもみんな同じような外観や間取りや雰囲気のおうちになるという特徴があります。

施主支給はオリジナリティを出すための方法のひとつとしておすすめです。

我が家では、トイレのトイレットペーパーホルダートイレの照明は自分で選んだものを使用したかったため、打ち合わせの時に設計士さん及び大工さんに依頼しました。

一条工務店のオプション:最後に「稟議」のこと。

ネットでの情報収集をしていると、オプションにせよ施主支給品にせよ、設計士さんや営業さんに提案されず、パンフレットにも掲載されていないようなおうちのつくりを目にすることがあります。

「こんな風にしたい!設計士さん(営業さん)に言ってみよう!」

そのこと自体は構わないと思うのですが、そこでもし営業さんや設計士さんのNGが出たら、あまりごねないように注意です。

仕様書に書かれていないオプションは、特に問題なく施工できるものと稟議が必要なものがあり、後者の場合は営業さんや設計士さん(+関係者)に多大なるご迷惑をかけることがあります。

もちろん施主は客なのですが、営業さんも設計士さんも人間です。

長い付き合いになるので、お互い気持ち良くおうちづくりができるといいですね。

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