我が家には洗濯物を干すための場所が5ヶ所あります。
内訳は、室内に3ヶ所、室外に2ヶ所。
新築するにあたって、入居後の生活をできる限り想像して設置場所を考えてこの5ヶ所に決めました。
この記事では、我が家の物干しの場所とその場所を選んだ理由をご紹介します。
洗濯物干し【室外編】
お家の外に設置した洗濯物干しは2ヶ所。
設置場所は以下の通りです。
1階:南側掃き出し窓
2階:南側バルコニー
1階:南側掃き出し窓
洗濯動線の短縮(=家事の時短)のため、1階の屋外物干しは必須でした。
ダイニングに面している1階の南側掃き出し窓。
洗濯機のある脱衣室からのアクセスは抜群です。
洗濯物を外干しする場合は、基本的にはこの1階の物干しを利用しています。
一条工務店の提携の川口技研の屋外物干し窓壁用を採用しました。
(参照:川口技研)
2階:南側バルコニー
洗濯物を雨から守るために軒付きのスペースに設置したのが2階南側バルコニーの物干しです。
現在、外干しをする場合は前述した1階の物干しを使用していることがほとんどです。
ただ、雨の心配がある日や長時間留守にする場合は2階南側バルコニーにある物干しを使用しています。
2階南側バルコニーには袖壁があり、お隣からの視界が遮られることもあって洗濯物を干すのに最適な場所なんですよね。
ということで、同じく川口技研の屋外物干し軒天用を採用しました。
(参照元:川口技研)
1階と同様の「窓壁用」ではなく「軒天用」にしたのは設計士さんのご助言によります。
軒天用の方が、外壁と物干し竿の距離の間隔が開くため、壁に洗濯物が擦ることがなく使い勝手が良いのだそうです。
洗濯物干し【室内編】
お家の中設置した洗濯物干しは3ヶ所。
設置場所は以下の通りです。
- 1階:ダイニング
- 1階:和室(畳スペース)
- 2階:洋室
ホシ姫サマとホスクリーンの選択
打ち合わせ当時。
室内物干しの検討にあたって、「ホシ姫サマ」と「ホスクリーン」どちらにするか。
葛藤がありましたので、お付き合いください。
我が家には高額な「ホシ姫サマ」
室内の物干しはどうしましょうか?
こう聞かれるやいなや…何ならかぶせて、
ホシ姫サマがいいです!(お金ないので手動で!!)
こう訴えた当時の私。
なぜか。
ホスクリーン、付け外しができるのはとても便利なのですが、その際に物干し竿を抜き差しする必要があります。
想像すると少し面倒…。
結局、物干し竿が出しっ放しになってしまいそうだなと考えました。
その点、ホシ姫サマなら、物干し竿を丸ごと収納してくれるので簡単!
ところが。
ホシ姫サマ、手動だと常に空中にひもが下がっている状態になりますよ…?
えっ。空中にひも?どれどれ…。!!
(参照元:Panasonic)
なんと、こんな感じだったとは。
確かに頭上にひもがぶら下がっています。気になります。
が、ここで悪あがきしました。
電動!電動タイプのホシ姫サマありますよね?!確か高かったけど!おいくらですか?
4万以上しますね。
よ、YO、よんまん…。OMG。
なんということでしょう。
電動ハニカムだって1窓1万だというのに、室内干しにこんな予算が出せるでしょうか、いや無理。
さよならホシ姫サマ…。
ホスクリーン
ということで、室内物干しはおなじみホスクリーン(スポット型)。
(参照元:川口技研)
ようこそ!
我が家へ。ホスクリーン。
1階:ダイニング
屋内用ホスクリーン1つ目はダイニング。
ダイニングには1階南側掃き出し窓があります。
我が家では、夜間洗濯機を回し、朝洗濯物を外に出すのが日課。
そのため、夜間洗濯物をかけておくことができる室内の物干しが必要です。
さらに、翌朝洗濯物を外に出すため、屋外の物干しへのアクセスが良いところにあることが大切。
そのため、
上の画像のように、物干しを室内外平行に並べると、洗濯動線が最高なんですよね。
窓を挟んで物干し金物が仲良く並んでおりまして、
上側が室内用物干し。
下側が室外用物干し。
バタバタの朝でも、ひょいっと外に出すことができます。
夕方、お洗濯物を取り込むときにも便利に使えそうです。
便利なハンガーを利用すればさらに時短!
1階:和室(畳コーナー)
屋内物干しと言えば和室というイメージはありませんか?
我が家でも以下の用途を考え、和室に屋内用ホスクリーンを設置しました。
- 曇天雨天時の室内物干し用
- 帰宅後のお洋服を一時的にかけておく用
- 和室で行う予定のアイロンがけを待つ&アイロン済みのお洋服を一時的にかけておく用
2階:洋室
不要かなとも思ったのですが、営業さんのおすすめで採用しました。
洗濯物が多いときやシーツなどの大物を洗ったとりしたときには重宝しています。
使用頻度の低い部屋は、洗濯物をかけておいても邪魔になりませんし気にならないので、室内用物干しを設置しておくと便利ですよ。
洗濯物干しを採用しなかった場所【室外編】
2階のバルコニー
2階の北西にバルコニーがあるのですが、そちらには物干しを設置しませんでした。
理由は、日当たりが期待できないことから、お洗濯干し場としての使用頻度は低いだろうと考えたためです。
ですが、入居してみると思ったより日が当たる。
つけとけば良かったなと後悔している場所でもあります。
洗濯物干しを採用しなかった場所【室内編】
脱衣室、洗面室
室内用ホスクリーン、脱衣室&洗面室には設置していません。
理由は、洗面室及び脱衣室に洗濯物が干してあると、何かと邪魔だろうと考えたためです。
寝室
室内用ホスクリーン、寝室にも設置していません。
我が家の寝室は最低限の広さなので、洗濯物を干していると寝る時に洗剤の香りが気になりそうというのが一番の理由です。
また、私と夫の性格上、室内用ホスクリーンに一時的に衣類をかけておくつもりがそのままかけっぱなしになるという未来が容易に想像できたことも大きな理由のひとつです。
一日の疲れを癒す場所であるはずの寝室が、洗濯物でごちゃっとして寛(くつろ)げない空間になるのは避けたい。
なお、入居後の今、この選択は正しかったと確信。
まとめ:入居後の使い心地など
打ち合わせで何となくあまり考えずに決めてしまいがちな洗濯物干しの場所。
乾燥機で乾燥する場合は別ですが、室内干し派でも室外干し派でも洗濯物は物干しにかけるもの。
洗濯動線の良し悪しは家事にかかる時間に直結します。
物干しを設置した場所と洗濯動線は問題ないのか、物干しの数は十分なのか。
室内、室外共に、入居後の生活を想像しながら時間をかけて検討することをおすすめします。
なお、我が家の一条工務店i-smart(アイスマート)は、冬は基本乾燥しているため、想像以上に洗濯物が乾くのがとても早いです。
室内干しでも十分なので、ホスクリーンが大活躍しています。
打ち合わせ当時、家の中でもこんなに洗濯物が早く乾くということを知っていれば、室内用ホスクリーンを2階の廊下にも設置していたのになという思いがあります。
「つけなくても良かった」よりも「つけておけば良かった」の後悔は圧倒的に大きいです。
ぜひぜひ熟考を!
▼お洗濯に手放せない一品
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