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水回りの間取り、動線は本当に大丈夫?後悔しないための我が家のこだわり条件とは?

家づくりのポイント

家づくりの設計で、部屋の数、広さ、方角、収納にばかり気をとられていませんか?

それらももちろん大切ですが、同じくらい重視したいのが、「水回り」です。

私は水回りにどうしても譲れない要望が多く、間取り作成にものすごーーーく悩み、時間がかかりました。

ですが妥協せずに突き詰めたからこそ、現在はとても快適に暮らせています。

この記事では、我が家の水回りへのこだわりとその理由をまとめました。

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水回りとは

水回りとは?具体的には以下の通りです。

【水廻り】

③家屋の中で、台所・洗面所など、水を使う箇所。(引用:「広辞苑」※①②は省略)

水回りおよびその動線の要望

我が家の水回りに関する要望について、ひとつずつご説明していきますね。

洗面室の配置

玄関の近くであること

帰宅後の手洗いの動線を確保!

帰宅後の手洗いは居室に入る前に済ませたい。感染症の流行期などは特にそう感じます。

子どもの手洗い習慣づけにもなりますよね。

玄関の近くかつLDKに入る前に洗面室があるような間取りが理想です。

トイレ(タンクレス)の近くであること

トイレ後の手洗いの動線を確保!

トイレ後の手洗いも必須です。

1階のトイレはタンクレスを採用しましたが、間取り上広さが確保できなかったことや掃除する場所が増えるのを避けることから、個室内に手洗いは設けていません。

そのため、トイレから出てすぐに手を洗える場所が必要です。

トイレの配置

玄関の近くであること

外出直前直後に、「すぐそこトイレ」の安心感を確保!

出かける前や帰宅後すぐにトイレを使用したくなることはありませんか?

子どもあるあるですが、大人にも少なくない気がします。

そんなとき!玄関にあると安心!!

また、突然「トイレだけ貸して!」って言われることはありませんか?

そんなとき!玄関にあると「どうぞ!どうぞどうぞ!」ですが、

家の奥にトイレがあると、我が家の場合、「えええええ?!家の中超散らかってるけど…ど、どうぞ…。」なんてことになりかねません。

なお、「玄関近くにトイレがあると、来客時に鉢合わせしたときに気まずい」というデメリットがいわれますよね。が、よく考えてみると、我が家には玄関先で長時間お話をするお客さまは滅多にいらっしゃいませんでした…。

浴室の近くであること

入浴前~中~後に、「すぐそこトイレ」の安心感を確保!

入浴前にトイレを使用することは多いですよね。

さらに、入浴中や直後にトイレに行きたくなった時のために、浴室の近くにトイレがあると安心です。

念のため。裸んぼでうろつくのも、床が水でびちゃびちゃになるのもいやん。

LDKから遠く

やっぱり気になる用足し音…。

現場からは以上です。

玄関と浴室の配置

庭仕事をした後に、家を汚さないよ動線を確保!

家庭菜園や花壇のお手入れなどの庭仕事の後、泥や土で家の中を汚すことのないよう、
できるだけ居室を通らずに脱衣室や浴室へ行きたい!
という動線です。(我が家には勝手口はありません)

庭仕事だけでなく、毎日泥だらけで帰ってくる子がいるお家では考えておきたいポイントではないでしょうか。

キッチンと脱衣室の配置

キッチンと洗濯機のある脱衣室は隣接させたい。

洗濯時短のための家事動線を確保!

キッチンと脱衣室が近くにあると、料理や片付けの合間に洗濯を進めることができます。

キッチンで魚を焼いたり煮物を煮込んだりする数分間など、ちょっとした隙間時間を有効に活用することができます。

LからDKを通らずにトイレへ行ける動線

(小声)キッチン見ないでね動線…

キッチンは何かと生活感があふれるスペース。

来客時は、そんなキッチンをお客様の目から遠ざけたい!

来宅時、帰宅時ともに、キッチンやダイニングを通過せずに玄関⇔リビングを行き来していただきたいので候。

キッチンはL型、リュクスドレッサーはW

L型キッチンは私のこだわりです。詳細は以下の記事からご覧いただけます。

リュクスドレッサーはワイドタイプ

回遊動線で納得

上の我が家の水回りの要望をすべて満たす間取りを考えるのは本当に大変でした。

予算内の坪数で考えなくてはなりませんし、水回り以外に譲れない条件も少なくないですし。

毎晩パソコンの前に座り、間取りフリーソフト「せっけい倶楽部」にお世話になり、

ひとつを満たすとひとつが満たされないというジレンマをくり返し、

悩んで悩んで悩んで悩んで、

悩んだ末に思いついたのが、

おうちの中をぐるっと一周できる間取り

いわゆる回遊動線というものでした。

回遊動線とは

回遊動線=おうちの中をぐるっと一周できる間取りは、以下のように作成しました。

1つのお部屋に出入り口を2つ設ける。

→行き止まりのお部屋がなくなる。

→一部を除いて全てのお部屋に2通りの方法でアクセスできるようになる。

回遊動線のデメリット

回遊動線には、残念ながら以下のようなデメリットもあります。

  • ドア(建具)が多くなる
  • 壁面部分が少なくなる
  • スイッチの熟考が必要

ドア(建具)が多くなる

1つの部屋に出入り口を2つ設けるということは、ドア(建具)が2つになるということ。

なんだか圧迫感を感じたり重たい印象になったりしそうですよね。

そのため、我が家ではあえて建具をつけずに開口部としている箇所があります。

そのままオープンにしておくか、圧迫感の少ないバーチカルブラインドでドア(建具)の代用としています。

壁面部分が少なくなる

出入口が多くなる=建具が多くなるということは、壁面部分が少なくなります。

我が家は明るさ重視で窓も多く設置しているため、さらに壁面が少ないです。

スイッチの熟考が必要

2つの出入り口があるということは、場所によっては照明のスイッチも複数必要になります。

考えられる動線を全て考え抜け目なくスイッチを設置しておかないと、入居後不便を感じる可能性があります。

まとめ

間取りを考える時には部屋の数、広さ、方角、収納だけではなく、ぜひ水回りにも目を向けてみてください。

自分のライフスタイルやこだわりをとことん振り返り、新居での生活をひたすら想像し、暮らしやすいように間取りに反映させていくことが大切です。

最後までお読みいただきありがとうございました。ご参考になりましたら幸いです。

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