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タイルカーペットとジョイントマットの比較。各々の違いとは?おすすめはどちら?

子育て

「ジョイントマットとタイルカーペットの違いって?」
「タイルカーペットとジョイントマットを比較するとどちらがおすすめ?」

赤ちゃんが生まれたときに気になることのひとつが「」ではないでしょうか。

フローリングでの生活をしていて、そのまま何も敷かなかった場合―

バランスを崩したり転倒したりした時のけがが心配。

食べこぼしなどで汚れそう。衛生面は大丈夫?

物を投げたり、走り回ったりしてがつきそう…。

このような悩みが出てきます。

何か敷くのであれば、何を敷くのか?

ジョイントマット、コルクマット、タイルカーペット、ラグ、畳…。
選択肢が多く迷ってしまいますよね。

我が家では、生後3ヶ月が過ぎ、寝返りの気配が出てきたころにタイルカーペットを購入しました。
ですが、生後7ヶ月過ぎにはジョイントマットを購入し直しました

その理由について、ジョイントマット、タイルカーペットのメリット・デメリットとともにご紹介します。

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ジョイントマットとタイルカーペットの比較

ジョイントマットとタイルカーペットジョイントマット、それぞれの共通点や違いはどのようなところなのでしょうか。

まずは共通点です。

共通点

・正方形のパネル状のものを、広さに応じて必要枚数を組み合わせて床に敷き使用する。

・好みの色や柄を組み合わせることで、幅広いデザインが実現する。

・厚さに比例して衝撃を吸収、階下への防音、冬には床の冷たさを軽減する。

・汚れたときなどに、部分的に洗ったり交換したりすることができる。

次に、異なる点ですが、大きいのは素材組み合わせ方です。

異なる点

・ジョイントマットは、辺が凸凹(でこぼこ)になっており、凸凹をつなげる(ジョイントする)。

素材は、EVA樹脂・PE・コルク

・タイルカーペットは、辺が直線(まっすぐ)で、辺同士を合わせて床に敷く。

素材は、ナイロンポリプロピレンから成るパイル糸

さらに詳細に比較していきますね。

以下、ジョイントマットとタイルカーペットの違いを表にまとめました。

  タイルカーペット ジョイントマット
正方形・長方形 正方形
素材 パイル糸
(ナイロン・ポリプロピレン)
EVA樹脂(合成樹脂)
PE(ポリエチレン発泡体)
コルク
 大きさ 40~50㎝角  30~60㎝
厚さ 4.5~10㎜前後 8~20㎜
重さ 比較的重い
1~1.5㎏/枚(50㎝角10㎜厚)
比較的軽い
230~300g/枚(60㎝角10㎜厚)
色・柄・デザイン 豊富 とても豊富
ずれやすさ

ずれにくい
(裏面に吸着加工)

ずれやすい
価格 250円~/枚 100円~/枚
設置 比較的簡単
1枚1枚揃えて置いていく
簡単
ジョイント部をつなげていく
撥水性
掃除(表面) 丸洗い可 水拭き可・丸洗い可
掃除(裏面) 簡単 大変
防音性
床暖房対応
部分交換
加工(カット)

ジョイントマット、タイルカーペット、どちらも種類がとても多く一概にまとめることは難しいのですが、参考程度にしていただければと思います。

特に、価格や重さは、大きさや厚みによって異なりますのでご了承ください。

それでは、実際に使用してみて感じたジョイントマット、タイルカーペットのメリット・デメリットを挙げていきます。

実際に使ってみた感想・レビュー

我が家では、タイルカーペットは東リ、ジョイントマットはタンスのゲンのものを使用しました。

タイルカーペット(東リ)

子どもが生後3ヶ月を過ぎたころに購入したものは、東リの床暖房対応のタイルカーペットです。

良かった点

・裏面の吸着加工により、全くずれない

隙間なく設置することができるため、掃除が簡単

・サイドパーツがないため、ペリペリはがして遊びにくい。

・段差がほぼないので安心。

残念だった点

・薄い。クッション性は低い。

・ジョイントマットと比較すると設置に時間がかかる。
(1枚の大きさが小さいため。曲がらないように隙間なく丁寧に置いていく必要があるため。)

・飲み物等をこぼしたときに、染み込んでしまい、さっと拭くことができない。

東リのタイルカーペットは来客にも好評で、気に入って使用していました。

最初に丁寧に隙間のないように設置すれば、裏側に吸着加工が施されているため、ずれたり隙間からごみが入ったりすることはありません

防ダニ加工もされており、定期的に掃除機とコロコロをかけることで、衛生的に保てるはずです。

ところが、子どもが寝返りを始めて頭を持ち上げるようになってくると、寝返りに失敗した時などに重たい頭を支えきれず、後頭部を床にぶつけるようになってきました。

東リのタイルカーペットの厚みは1センチ。

「ゴンっ!」と大きな音がして、子どもも泣くため、(大丈夫かな…)と心配になり、もう少し厚みのあるものを探し始めました。

極厚大判ジョイントマット(タンスのゲン)

その後、子どもが生後7ヶ月を過ぎたころに購入したものが、タンスのゲンの床暖房対応の極厚大判ジョイントマットです。

良かった点

厚さ2㎝、安心の衝撃吸収性。

大判60㎝角のため、設置が簡単・早い。

汚れてもすぐに水拭きすることができる。アルコール消毒も簡単。

・木目調のデザイン。

ノンホルムアルデヒド。

残念だった点

・静電気によりマット下に汚れが集まるため、掃除に手間がかかる

・段差があるため、つまずきによる転倒に注意が必要。

耐久性が低い(表面のプリントシートがはがれてくる)。

一番良かった点は、ジョイントマットの厚さ2センチの安心感

上にタイルカーペット、下にジョイントマットを置いて撮影したものです。

たった1㎝ですが、これだけ違います。

驚いたことに、子どもがバランスを崩して頭を打った時に泣かなくなりました
きょとーんとして、何事もなかったかのように活動を再開します。

また、ジョイントマットは表面に水が染みこまないため、飲み物をこぼしてしまったり、ちょっと汚してしまったりした時にも水拭きをすればすぐにきれいになります。気になる時にはアルコール消毒もできます。

心配していた「へたり」や「ジョイント部分の隙間が広がる」といったことは、今のところほとんどありません。
厚みがあることで、ジョイント部分がしっかりつながっているためだと思います。

↑ジョイント部分。隙間の広がりはほぼ見られません。

そして、極厚かつ大判、ある程度の枚数で重さがあるためか、大きくずれたり、マットごと子が滑って転んだりすることもありません。

ただ、タイルカーペットと比較して残念な点が2つあります。

1つめに、ジョイントマットの裏面が汚れます
静電気によってほこりや髪の毛が引き寄せられるのは避けられないようです。ジョイント部分の隙間があまりないため、想像していたほどではありませんが、定期的な掃除が必要です。

2つめは、ジョイントマット表面のプリントシートがはがれてきます


使い方なのか、自然劣化なのか不明ですが、あちこち!はがれてきています。
使い心地に問題はありませんが、見た目がよくないので困っています。

ジョイントマットを選び、使い続けている理由

そうはいっても、我が家ではタンスのゲンの極厚大判ジョイントマットが気に入り、その後買い足しました。

その理由は、

タイルカーペットでは頭を打つ度に泣いていた子どもが、頭を打った時に泣かなくなった。

これが一番大きいですね。

厚さ1㎝のジョイントマットと厚さ1㎝のタイルカーペットであれば、隙間がなく掃除が楽なタイルカーペットを選択するかもしれません。

ですが、たかが1㎝。されど1センチ。
子どもの安全には代えられませんでした。

気になるのは段差ですが、今のところ子どもがつまずいて転倒したことはありません。
心配であれば、部屋いっぱいに敷き詰めることで段差をなくすこともできます。

極厚大判ジョイントマットは0~1歳に特におすすめ!

極厚大判ジョイントマットは、0~1歳の子に本当におすすめです!

体の割合に対して頭部が大きく重たいことでバランスを崩し転倒しやすい0~1歳の子の安心を間違いなくサポートしてくれます!

ちなみに大人がごろーんとしてもなかなか居心地が良いですよ。
ふわふわやわらかいわけでも肌触りが良いわけでもないですが、衝撃を吸収してくれるので、ヨガマットを敷かなくてもストレッチやヨガが楽しめます♡

また、厚さ2㎝の段差であればルンバも問題なく使用することができています。

以上、我が家ではジョイントマットを選択しました。

ですが、おうちによって必要とするものは様々です。
ジョイントマット、タイルカーペット、どちらにもメリット、デメリットがあります。
ご自身のライフスタイルに応じて選択してくださいね。

ジョイントマットとタイルカーペット、迷っている方のご参考になれば幸いです。

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