「一条工務店のハニカムシェードが脱線してぐしゃぐしゃになってしまったけれど、直し方がわからない」
「何回直しても子どもがぶつかったりいたずらしたりをくり返すのをどうにかしたい」
一条工務店の気密性・断熱性をサポートしてくれるハニカムシェード。
我が家でも全館床暖房を開始してからは、「夕方になると閉め、翌朝開ける」という作業が日課になっています。
うっかり夕方閉め忘れると翌朝ひんやりしますし、室内の気温も若干低いので、やはりその効果は大きいのだなと実感します。
そんななくてはならないハニカムシェードですが、少し華奢(きゃしゃ)なんですよね…。
気がつくとハニカムシェードがぐしゃっとなってしまっていること、ありませんか?
我が家では日常茶飯事。しかも1ヶ所だけではなく複数ヶ所です。
そして、自己流で直していたところ…開閉ができなくなってしまい、全交換となりました。
フィリピンで製造しているためか、交換には1ヶ月前後かかりましたので、真冬に大きな窓で故障してしまうと寒いだけでなく、電気代にも影響してくると思います。
こちらの記事では、(担当の方にお聞きした)ハニカムシェードの正しい直し方をご紹介します。
一条工務店のハニカムシェードとは
ハニカムシェードの「ハニカム」とは、「honeycomb=蜂の巣」の意味、「シェード」は、「shade=光をさえぎるもの、日よけ」の意味です。直訳すると「蜂の巣状の日よけ」ですね。
何のこっちゃですが、一条工務店のホームページには以下の通り説明があります。
一条工務店のハニカムシェードの直し方
少し力がかかると「ぐしゃっ」となってしまうハニカムシェード
一条工務店のハニカムシェード。
外部からの力に弱く、少し押すとこのようにぐしゃぐしゃになってしまいます。
つまんで直すのはNG
つい、ハニカムシェードをつまんで手っ取り早く元に戻したくなるのですが、これは避けた方が無難です。
我が家はこの方法を繰り返して破壊しました。
以下の方法で復旧してあげてください。
一条工務店のハニカムシェードの正しい直し方
①まず、ぐしゃっとなったままでOKなので、ハニカムシェードを上まで上げます。
②次に、窓枠の両サイドにあるハニカムシェードのレールを確認してください。
③このレール(正確にはレールキャップ)、外れるようになっています。
まず、一番下を外します。
なかなか固く、力がいることもあります。
平たい部分の裏(奥)側に手(指4本くらい)をかけて、がつんと手前に倒すようにすると外しやすいです。
一番下が外れたら、つまんで上まで外していきます。
ぺりぺりぺりっと上へ。
ぺりぺりぺりぺり。
④上までいったら、下に引き抜きます。
ハニカムシェードのへこんだ範囲が片側のみなら片側のみ、両側なら両側外します。
両側外したレールです。
レール引き抜くと、ハニカムシェードはぶらぶらしている状態になります。
⑤この状態で、ぐしゃっとなっている部分を元通りきれいに整えてください。
上げたままだとやりにくい場合は、上げ下げしてもOKです。
⑥整えたら、もう一度上まで上げます。
⑦レールを戻していきます。
レールの先とハニカムシェードのくぼみを合わせて、すべらせるようして上まではめこみます。
⑧レールをぐっと押して、上から下へはめこんでいきます。
⑨ハニカムシェードをゆっくり上げ下げして動作の確認をします。
直ったー!
子どもの「ぐしゃっ」がなくなる方法
ハニカムシェードが外(さ)れると、上のようにハニカムを直していたのですが、頻度が多くなってくるとちょっと…すごく面倒になってきます。
そのため、我が家ではレールを外しっぱなしにしています。
とはいえ、全て窓のハニカムシェードのレールを外すと保管が大変ですので、「ぐしゃっ」となりやすいリビングとダイニングの掃き出し窓のみ、ハニカムシェードのレールを外して使用しています。
レールを外してしまうと、ハニカムシェードは常にぶらぶらしているため、力がかかっても「暖簾(のれん)に腕(うで)押し」といった状態になり、「ぐしゃっ」がなくなります。
ただし、ハニカムシェードを思いっきり下に引っ張ったり大きくぶらぶらさせたりなど、遊び道具のように扱うと壊れてしまうと思いますので、くれぐれもご注意下さい。
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