「一条工務店のテレビボードは、最大何型(インチ)のテレビを収納することができるの?」
「一条工務店のテレビボードに大型テレビを壁掛けする場合、注意することは?」
我が家では一条工務店のテレビボード(収納ボード・片袖)を採用し、入居に合わせて新しいテレビを購入しましたが、その時に悩んだのがテレビの大きさでした。
一条工務店のテレビボード(収納ボード)は、テレビを収納で囲むデザインとなっているため、収納できるテレビサイズには限りがあります。
最大何型(インチ)のテレビを設置することができるのでしょうか?
また、一条工務店のテレビボードに大型テレビを壁掛けにする場合、壁掛け金具によっては設置が難しかったり設置することができなかったりする可能性があります。その解決法もご紹介します。
一条工務店のテレビボードに設置可能なテレビサイズ
我が家のテレビのご紹介
我が家のテレビボード&テレビです。
テレビはPanasonic(パナソニック)のVIERA(ビエラ)[TH-58AX800F(現在は生産終了)]。
大きさは58V型。本体の外寸は、幅130.6㎝×高さ81.4㎝×奥行29.2㎝。
こちらのテレビを一条工務店のテレビボードに壁掛けにしたところ、想像していたよりも左右に余裕があるなと感じました。
一条工務店のテレビボードのテレビ収納スペースの横幅は166㎝。
参考一条工務店テレビボードサイズを実測!外寸、収納サイズ、実際の収納量まで!
【テレビボード収納の幅】166㎝ー【テレビ本体の幅】130.6㎝=【空間】35.4㎝
テレビを中央に設置すると左右に同じ幅の空間ができるため、2で割ると、35.4㎝÷2=17.7㎝
両サイドに17.7㎝の空間ができるということになります。
実際に測定したところ、ほぼその通りでした。
一条工務店のテレビボードに設置可能なテレビサイズを計算
両サイド各17.7㎝の空間ができるこのテレビサイズ(58V型)だと余裕があります。
私の感覚ですが、両サイド各7㎝(設置時に手を差し込める程度)の空間があればいけるのでは?と思います。
先程と考え方を逆にすると(算数か!)、
テレビボード収納の幅166㎝から両サイド各7㎝の空間を確保すると考えて、
【テレビボード収納の幅】166㎝ー【両サイドの空間】7㎝×2(左右)=【テレビ本体の幅】X㎝
⇒【テレビボード収納の幅】166㎝ー【両サイドの空間】14㎝=【テレビ本体の幅】152㎝
テレビ本体の幅が最大152㎝までは設置できそう!
=65V型が目安になりそうです。
ただし、
・一条工務店のテレビボードの耐荷重は十分なのか?
・収納枠(わく)ギリギリのサイズのテレビは設置作業が大変では?
といった点が気になりますので、ひとつずつ考えていきます。
テレビの設置方法
これらを考える前に、テレビの設置方法を確認しておきましょう。
テレビの設置方法は2通り。スタンド置きと壁掛けです。
スタンド置き
テレビ購入時に付属する専用のスタンドを使用して、テレビボードのカウンター上に設置する方法です。
大型テレビをスタンド置きする際は、子どものいたずらや地震などによる転倒に十分にご注意ください。
大きな地震の場合、テレビは転倒するだけでなくコンセントを引きちぎって飛びます。もはや凶器です。
重たいものほど勢いが加速して危険ですので、耐震グッズなどを利用して確実に固定されることをおすすめします。
壁掛けテレビ
(参照元:www.sony.jp)
壁掛けテレビ用の金具を使用して、テレビを壁に掛ける方法です。
テレビ購入時に壁掛け金具は付属していないことが多いため、別途購入する必要があります。
地震に強いのは、スタンド置きよりも壁掛けです。
また、一条工務店のテレビボードは、バックパネルの裏側に配線を通すことが可能なので、見た目がスッキリ!
好みもあるかとは思いますが、壁掛けテレビは本当におすすめですよ♡
一条工務店のテレビボードに大型テレビ、ここが心配
耐荷重は大丈夫?
スタンド置き
スタンド置きの場合、テレビを置く場所はローボードのカウンターの上です。
一条工務店のテレビボードの取扱説明書によると、ローボードカウンターの耐荷重は100㎏。
大型液晶テレビの重さは、80V型でもスタンド含めて50㎏未満ですので、問題ないですね。
スタンド置き:耐荷重は問題なし!!
壁掛け
テレビを壁掛けにする場合、耐荷重のポイントは壁掛け用の壁です。
テレビ本体はもちろん、壁掛け金具及びねじを支え続けることができる強度が必要です。
一条工務店のテレビボードには、壁掛けテレビ用の金具を取り付けるためのバックパネルが付属しているため、壁補強の必要はありません。
取扱説明書によると、
「テレビの質量は100㎏近くになるものもあります。取り付けビスの種類・本数を考慮し、確実に固定してください。」
このように書かれていますので、100㎏近くのものであれば耐えることができる設定だと考えられます。
前述の通り、大型液晶テレビの重さは、80V型でもスタンド含めて50㎏未満ですので、問題ないですね。
ちなみに我が家の58V型テレビは本体のみで32㎏。
取り付けから4年近くが経過していますが、全く問題ありません!
壁掛け:耐荷重は問題なし!!
設置作業は大変?
スタンド置き
大型テレビをスタンド置きにする場合、大きさおよび重量があるため、大人2人でテレビの両サイドを持ってカウンター上に設置するような場合が多いかと思います。
テレビの外寸サイズがテレビボードの収納サイズより小さく、左右に手を入れられる空間があれば設置することは可能でしょう。
スタンド置き:大型のため設置に大人2人は必要。左右に手を入れる空間があれば問題なし。
壁掛け
テレビを壁掛けにする場合、注意が必要です。
結論としては、一条工務店のテレビボードに大型テレビを壁掛けするときの最大のポイントは壁掛け金具の選択です。
テレビの壁掛けは、
①壁掛け用の壁掛け金具を用意する。
②テレビ本体背面に金具(ブラケット)を取りつける。
③壁に金具(プレート)を取りつける。
④テレビ本体背面につけた金具と壁につけた金具を組み合わせて、ねじで固定する。
このような手順になります。
手順③までは問題ないのですが、手順④「テレビにつけた金具と壁につけた金具を組み合わせて、ねじで固定する。」ときに、テレビのサイズが大きく左右の空間が少ないと、作業がものすごく大変か不可能です。
想像してみてください。
大型テレビ本体背面につけた金具と壁につけた金具を組み合わせるんです。
2人で持っても大きいわ重いわの大型テレビですよ。
作業中、一条工務店のテレビボードの枠(わく)が邪魔だと思うんです。
組み合わせた後は、ねじで固定しなくてはいけません。
裏側や下からのぞきこんだり、手やドライバーを入れてみたり…。ものすごく大変ですよね。
テレビが大きく一条工務店のテレビボードの枠(わく)ギリギリだと、もはや不可能かもしれません。
「…だめじゃん。」
待って待って!見てください!!
この写真のような壁掛け金具なら大丈夫なんです!!
ほらー!
でん!
ででーん!!
こんな感じでびよーんとテレビが出てきます。
これは、壁掛け金具に可動式のアームがついていて、最大50㎝、ご覧のように一条工務店のテレビボードのフレームの外まで引き出すことができます。
このようにロングアームを引き出した状態であれば、テレビ裏の金具と簡単に組み合わせることができます。
ねじで固定するときには、写真のように画面を少し斜めにすればとっても楽ちん!
こんな感じ。
オレンジの〇が、壁掛け④の金具を組み合わせる(テレビ側の金具のツメに壁側の金具を引っかける)ところ、青い〇が固定する(ねじで留める)ところです。
ばっちり見えるし、ねじでぐりぐり固定できちゃいます!
繰り返しますが、一条工務店のテレビボードに大型テレビを壁掛けするときの最大のポイントは壁掛け金具の選択です。
ポイントは手前に引き出すことができるロングアームがついているか。
壁に固定されて調節ができない壁掛け金具や上下の角度のみが調節できるものは、お値段的にはお求めやすいのですが、大型テレビの場合は避けた方が無難です。
このロングアーム、壁掛け作業以外でも、
・壁掛け時に水平が取れずテレビが曲がっていても(←我が家)、水平角度を変えて微調整できる
・外部端子をつなげたい時に、テレビの裏側をのぞき込まずに手前に引き出して楽々作業ができる
・床・ソファ、子ども・大人など目線の高さに合わせてテレビ画面を見やすく変えることができる
・見る場所(部屋)の位置に合わせてテレビ画面を見やすく変えることができる
このように使用できるため、とても便利です。
カラーも2色から選べますよ。
購入したお店はこちら。
お店のページの「テレビに適合する金具を選ぶ」で、「メーカー」「サイズ」「型番」「設置方法」「機能」を選択すると、お手持ちのテレビにぴったりの壁掛け金具を表示してくれるのでおすすめです。
設置方法は「壁掛け金具」、機能選択は「アームで上下左右に向かせたい」を選択してくださいね。
壁掛け:
固定タイプの壁掛け金具だと設置が難しい可能性がある
↓
ロングアームタイプの壁掛け金具を使うことで設置可能
一条工務店のテレビボードと大型テレビ:まとめ
一条工務店のテレビボードに設置するテレビサイズは横幅152㎝までのものは設置することができそうです。
型でいうと、65V型ですね。
耐荷重も問題ありません。
ただし、壁掛けにする場合は壁掛け金具の選択に注意が必要です。可動式のロングアームがついているものがおすすめです。
各メーカーのカタログやホームページなどからテレビの外寸を確認し、スペックや値段等を比較してお好みのテレビを見つけてくださいね。
よろしければこちらもご参考になさってください。
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